災害時の停電、特にマンションではエレベーターがストップする不安は大きいのですが、
そんな悩みを解決する画期的なシステムが実装されます。

関電不動産開発が大阪府交野市に計画中の新築分譲マンションに、日立ビルシステムが開発したV2X(Vehicle to X)システムが全国初で導入されます。

マンション敷地内の太陽光発電設備で作った電気を、カーシェアの電気自動車(EV)や蓄電池に充電し、昼間は共用部の電気として使い、日々の電気代を削減。
もし大規模停電が起きても、EVに貯めた電気をマンションのエレベーターに供給して、最長14時間稼働できて、共用部の一部照明やコンセントも使えるようになります。

EVがマンションのもしもの時に備えてくれる。
未来の安心な暮らしが、もうすぐそこまで来ているのは朗報といえるでしょう。