ペロブスカイトを発明した桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授はノーベル物理学賞の候補者でした。
8日の発表でAI人工知能の研究者二人が受賞されることに決まり、賞は逃しましたが、世界的に注目されるカーボンニュートラルの偉大な功労者であることには違いありません。
ただ、日本発なのに実装の段階で他国に遅れをとってます。
世界特許を取得していないためです。
特許制度は知的財産を守るための重要な手段ですが、
特許申請には多額の費用が掛り、申請から認可までの時間も多大で、技術の進歩に追いつきません。
そして、各国の特許制度が異なるため、全ての国で特許と取る必要があり、費用も時間も増加します。
グローバルな調整を望まれますが、現段階では難しく、実装と量産体制が整った国が一歩前に進むことになるわけです。